【第15回】限られた時間をどう使うか
- YDM Global Academy
- 8月22日
- 読了時間: 4分
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──サラリーマン起業家とAIという“右腕”──

■ 本業があっても夢を諦めない人へ
起業を目指す人にとって、「時間が足りない」は日常の一部。
しかも本業を持ちながらの挑戦となれば、その困難さは想像以上です。
私は今も、製造業のサラリーマンとして週5日勤務を続けています。
製造現場での業務や会議に追われる日々のなか、
同時並行で日本語学校「YDM Global Academy」の立ち上げ準備を進めています。
「時間が足りない」という悩みは、すべての起業家に共通する課題です。
しかし、私の場合はさらに特殊な状況──
フルタイムのサラリーマン業務と起業準備の両立。
だからこそ、「24時間という限られた資源」をどう使うかを
徹底的に考え抜く必要がありました。
■ 勤務後と週末が“勝負時間”
平日は勤務後の夜20時以降から作業開始。
土日はまとまった時間を確保して集中。
この“限られた時間”の中で、どこにエネルギーを注ぎ、
どのタスクを効率化するか。
それは、私の起業ストーリーにおける最大の挑戦の一つです。
たとえば、ある1日──
07:00 出発
08:30〜17:30 製造業の本業(会議・事務作業・顧客対応)
19:00 帰宅・夕食
20:00〜24:00 学校関連業務(書類作成・資料修正・AIとのやり取り)
01:00 就寝(※これは早い時の就寝時間)
■ AIと出会って、「人間にしかできない部分」に集中できた
そんな極限状態の中での“ゲームチェンジャー”が、AIツールの活用でした。
最初は「本当に使いこなせるのか?」と半信半疑だったものの、
実際に触れてみると、思った以上に幅広い場面で役立つことがわかりました。
プレゼン資料の構成案作成
契約書の骨子チェック
パンフレットやブログ記事の草稿作成
表現やトーンの調整
これらの作業の多くは時間と労力がかかりますが、
AIを使うことで大幅に効率化されました。
とくに、頭の中のアイデアを言語化するフェーズにおいて、
AIは今や頼れる“相棒”です。
深夜、ひとりPCに向かう静かな部屋で
「この構成、いいですね」と返してくれるその一言が、
想像以上に励みになることもありました。
■ AIは「時短」ではなく「創造力の土台」
私にとってAIの存在は、単なる時短ツールではありません。
限られた時間で多くの業務をこなすための“創造力”と“判断”を支える基盤です。
AIに任せられる部分は任せ、私は人間にしかできない感性や決断に集中する。
その役割分担ができるようになってからは、心に余裕が生まれ、
より質の高いアウトプットにつながるようになりました。
■ とはいえ、活用には“練習”と“コツ”が必要だった
もちろん最初からスムーズに活用できたわけではありません。
・どう聞けば意図した回答が得られるのか
・実用的な提案を引き出すにはどんな指示が必要か
・文章のトーンや構成をどう調整するのか
試行錯誤を繰り返しながら、少しずつ“使いこなす力”を高めてきました。
今もなお、毎日のやり取りの中でスキルアップを実感しています。

■ YDMも、“AI時代の教育機関”として
YDM Global Academyは
「就職に直結する日本語教育機関」としての役割を担うと同時に、
これからの時代に強い人材を育てる場でもありたいと考えています。
設置者である私自身が、AIを積極的に使いこなし、
限られた時間の中で最大限のパフォーマンスを発揮していることは、
教育理念そのものの体現でもあります。
そしてゆくゆくは、学生自身がAIを活用し、
自らキャリアを切り拓ける力を持てるような教育環境を目指しています。
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✍️ あとがき
限られた時間の中で成果を上げるには、
**効率だけでなく「優先順位」と「適切なツールの選択」**が鍵になります。
AIという強力なパートナーを得たことで、
私は単に時間を節約するだけでなく、
よりクリエイティブな仕事に集中できる余白を手に入れました。
しかし、どんなに技術が進歩しても、最後に決断し責任を取るのは
“人間の判断と想い”です。
YDMの挑戦は、テクノロジーと人間の力をかけ合わせて未来を切り拓く試みそのもの。
そして、今日も私は限られた時間を最大限に使いながら、
未来の教室を創る準備を一歩ずつ積み重ねています。
#AI活用 #AI #サラリーマン



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