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【第1回】創業計画書で頭の中を整理、イメージを具体化

  • 執筆者の写真: YDM Global Academy
    YDM Global Academy
  • 7月1日
  • 読了時間: 3分

更新日:7月4日

💬 はじめに

「頭の中にあることを“見える化”するだけで、こんなに視界が晴れるとは思いませんでした。」

創業を決意した当時、私の頭の中には確かに熱い“想い”がありました。

「外国人留学生のための日本語学校をつくりたい」

「日本の企業と留学生が、もっと自然につながる未来を描きたい」

──でもそれは、まだ“情熱の塊”でしかありませんでした。

計画と呼ぶには、あまりにもふわっとしていて、

実現への道筋がまったく見えていなかったのです。

そんな時、ある人からかけられた一言が、心に突き刺さりました。


 「創業計画書、書いてみました?


その瞬間、私の中で何かが動き出しました。「よし、やる」と決めたのが2023年9月25日この日を境に、私の人生のギアが大きく切り替わったのです。



🧭 頭の中の“もや”が晴れていく快感

創業計画書とは、いわば**“未来の地図”**

事業の目的、ターゲット、サービス内容、資金・収支計画、展望などを1枚にまとめます。

まずは、自問自答から始まりました。

  • なぜ、日本語学校なのか?

  • 誰に向けた教育機関なのか?

  • 他の日本語学校と何が違うのか?

  • 初年度の学生数、収支は?

  • 必要資金と調達方法は?

この問いと向き合う時間は、**「自己と対話する時間」**でした。

熱意が言葉になり、言葉が数字になり、数字が道筋になる。

「これなら、いけるかもしれない」

そう確信した瞬間、計画はただの願望から実現に向かう設計図に変わりました。


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✍️ なぜ自分で書いたのか?机上の空論にしない覚悟

税理士さんや創業コンサルに依頼する手もありました。

でも私は、すべて自分で書きました。理由は2つ。

  1. 考え抜かないと覚悟が定まらない

  2. 他人に任せたら、温度が下がる気がした

途中で何度も壁にぶつかりました。

「この数字に根拠はあるのか?」「競合との差別化が甘いのでは?」

──それでも、乗り越えるたびに視界がひらけていくような感覚がありました。



📣 副産物:周囲の“見る目”が変わる

この創業計画書、実は一番の宣伝ツールにもなりました。

親しい友人や知人に見せたところ、

  • 「具体的で分かりやすい!」

  • 「これは本気だね、応援したい!」

  • 「ちゃんと形にしてるのがすごい」

言葉だけでは伝わらない“熱意”も、紙にすれば説得力になります。

思いを“カタチ”にすることの力を、あらためて実感しました。



🔬 創業とは、壮大な“仮説検証”

事業とは、仮説→実行→検証の連続です。創業計画書はその**「最初の仮説」**。

成功するかどうかは、まだわかりません。でも──

「この1枚を書き上げた」という事実が、すでに大きな前進だったのです。



🧵あとがき:起業準備中の方へ

もし今「何から始めれば?」と思っている方がいれば、

私は迷わず**「まず書いてみる」**と伝えたいです。

フォーマットがなくても、箇条書きからでもOK

文字にした瞬間から、道はひらけます。



🔜次回予告|#2 法人設立、縁起の良い日を選んで。

▶️「2024年3月15日、“吉日”に込めた意味と、

すべて自力で進めた手続きの裏話」をお届けします。


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